子供なのにシミ?思春期にできるシミの解決法!
年頃になると、女の子も男の子も見た目が気になりだします。
それなのに、そういったお年頃の思春期に生じてくる「シミ」があるのを知っていますか?
シミは、実は老人のものだけではないのです。
外見を整えたい多感な時期に思わぬ色トラブルが発生すると、精神的なストレスになってしまいます。
シミは歳をとった人間のもの、という世間一般の認知も原因です。
けれども、生じた「シミ」が一定の確率で思春期のお子様にも生じるものだという認識があるだけで、
ストレスは軽減されるでしょう。
また、正しい治療法を知っておくと早期に改善出来き、ストレスを取り去ることにつながります。
今回は、多感な思春期に生じる「シミ」について、詳しくみていきたいと思います。
◆ ①ベッカー母斑(多毛を伴う茶アザ)
思春期前後に胸や肩・上腕などに褐色の領域が出現し、その後、多毛(少し濃い毛が生えてくること)を
伴うことがあります。男性に多い傾向があります。
色の領域に関しては、レーザー治療にて改善が見込まれます。
多毛を伴う場合も、脱毛レーザーで毛をなくすこと・薄くすることが可能です。
該当箇所に生えてくる毛を気にされるお子様は多いので、脱毛レーザーを行うことで
整容面の満足度が高くなり、おすすめです。
◆ ②太田母斑(いわゆる青アザ)
「青アザ」とは言いますが、思春期に生じるものは青に茶褐色調の色が混ざることがあり、
「シミ」と受け取ることがあります。
目の周囲や頬、あるいは生え際に生じ、女性に多い傾向があります。
太田母斑は、レーザー治療がよく効く代表的な色トラブルです。
出生直後からある場合もありますが、思春期に発生することもあります。
太田母斑の存在に気がついたら病院へ行って治療することをおすすめします。
◆ ③炎症性色素沈着
熱傷や摩擦などの刺激で炎症が生じて肌が赤くなった後に、その部位のメラニン産生が
旺盛になって茶色くクスミが生じた状態です。
日焼けが落ちるのと同じ様に、新陳代謝を繰り返すことで時間の経過に従って色が落ちていきます。
しかし、頑固なものは色が落ちるのに長い時間がかかったり、定着してしまう事があります。
自然経過で消失する事が多いですが、なかなか落ちないものは美肌剤を塗布するなどの治療もおすすめです。
思春期に生じる「シミ」は上記のように多岐にわたる上、治療も様々です。
医師の診断を仰いだ上で、適切な治療を受けるようにしましょう。
シミは体だけでなく、顔にもできることがあります。
いずれにせよ、成長期のお子さんには大きな精神的ストレスになるでしょう。
病院での治療で改善に導けるものが多く、ぜひ受診されることをおすすめします。
