悩みの「たるみ」を徹底治療…顔も身体もたるみ知らずへ
夏になり薄着になると、気になるのが顔のたるみやボディのたるみですね。
たるみと言っても、皮膚のたるみ、筋肉のたるみ、脂肪のたるみなど、原因はいろいろあります。
できれば無くしていきたい、でも年齢とともに現れる「たるみ」への対策をお話ししていきましょう。
◆ 皮膚のたるみには水光注射がおすすめ
皮膚のたるみは加齢や乾燥・紫外線などにより、細胞やコラーゲン繊維の萎縮が発生し、
皮膚の緊張が保たれなくなり、シワになってさらにたるみとなるのです。
たるみの予防には、保湿を行うことはもちろんのこと、日々の生活習慣なども大切です。
十分な睡眠、適切な食事が大事ですね。
クリニックで積極的な治療を行われたい方には、水光注射がおすすめです。
特に、目周りの乾燥によるちりめんジワに有効です。
水光注射は月に1回を3回くらい、治療を行うと効果の実感が出ます。
また、肌の張りを改善するには、オーロラなどの高周波による治療がおすすめです。
◆ 筋肉のたるみには、切らないで治す「タイタン」「ダブロ」で
筋肉のたるみは、加齢や運動不足による筋肉の萎縮が原因で起こります。
筋肉を運動などで鍛えられれば良いのですが、顔の筋肉は鍛えるのがなかなか大変ですよね。
クリニックでは、タイタンやダブロによる筋膜の引き締めをおすすめしています。
タイタンは1か月に1回の継続治療が、ダブロは半年から1年に1回の治療がおすすめです。
◆ 脂肪のたるみはレーザーから手術まで様々
脂肪のたるみは、脂肪の代謝が落ちて貯まり、その脂肪の重みにより下垂して生じます。
運動は必要ですが、食事の管理も必要になります。
また、脂肪吸引という手もあります。
手術により皮下脂肪の量を直接取り除くことによってサイズダウンの効果が出ます。
皮下脂肪が確実に減少するので、術後の腫れや内出血・硬結が改善すれば効果がすぐにわかります。
また、脂肪溶解注射も有効です。
脂肪溶解注射は、脂肪吸引の手術とは異なり、脂肪細胞を壊して代謝させることによって、
部分的な痩身効果を生じさせます。
脂肪溶解注射は、薬剤の使用量に限りがあるので、1回の治療範囲が限られてしまいます。
2週間から4週間に1度、3~5回の注入が必要です。
注入の後は、軽度な腫れ・内出血・痛み・発赤などを生じることがありますが、
範囲が最小のため、負担になることはほとんどありません。
その後は、ご自身でマッサージを行うとより効果的によくなります。
皮膚をつまんだ時、厚みが薄くなって、柔らかく感じるようになります。
注意点として、効果の発現は個人差があり、筋肉や内臓脂肪が多い方には、
効果が生じにくいこともあります。
また、治療範囲が部分的なため、効果の発現は効果の現れた部分の周囲が
隆起したようになって気になってしまうこともあります。
その際は、周囲への脂肪溶解注射がさらに必要になることもあり、
治療範囲が広がってしまうこともあるので注意が必要です。
治療部位から全体のラインの流れも大切となるのです。
クリニックで積極的なたるみ治療を行う場合は、不自然にならないよう、
しっかり医師に相談して、施術の計画を立てて治療を行いましょう!