その疲労感、実は秋バテ…?この時期のだるさの原因を徹底追及!
秋も深まり、めっきり寒くなってきました!
暑い夏が終わり、涼しくなったのに「身体がだるい・食欲がない・ボーっとする・朝がつらい・仕事中の眠気が…」
こんな症状、出ていませんか?
それってもしかして、秋バテかも!?
夏バテじゃない…秋バテって何?
夏バテはよく聞きますが、「秋バテ」というのはあまり聞きませんね。
「秋バテ」は酷暑から気温などが落ち着いてくる時に起こる身体の不調や疲労感のことです。
季節の変わり目である秋は、急激な気温の変化や日照時間の変化があります。
その為、自律神経の乱れや冷えによる血行不良が起こり、身体がだるくなるという訳です。
季節の変わり目に起こりやすい、こんな症状に要注意
・食欲低下
・肩こり
・めまい
・立ち眩み
・仕事中の眠気
・眠りが浅い
・疲れやすい
みなさん、こんな症状に見覚えはありませんか?
ただの体調不良だと思っていたら秋バテだった、なんて方も多いのではないでしょうか。
原因がわかれば対処もできます。秋バテを克服してしまいましょう!
秋バテ対策は胃腸から!
朝、起きたらまずコップ一杯の白湯を飲みましょう。
白湯を飲むことで胃腸が温まり、血液循環が良くなり、朝のだるさを改善してくれます。
さらに体温が上がることで代謝や免疫機能もアップします。
もちろん、一日3食きちんと食べるのも大事です。
胃腸が弱っているので、温かく消化しやすい食事がおすすめです。また、よく噛んで食べることも大事です。
噛むことによって内臓脂肪の燃焼が促進され、体温も上がります。
過食も防げてダイエットにもなり、一石二鳥ですよ!
秋バテに有効な栄養素はビタミンB群、特にビタミンB1です。
ビタミンB1を多く含む食材は
「豚肉・大豆・豆類・キノコ類・昆布・海苔・ウナギ」など。
大豆は大豆加工食品も含まれますので、豆腐やみそ、納豆なども活用できますね!
温かいスープや鍋などにこれらを組み合わせていくと、消化も良く温かい食事が簡単に作れそうです。
皆さんの好みに合わせて食事に取り入れてきましょう。
朝食習慣で代謝アップ!
仕事に行く前の仕度でバタバタの朝!
『朝は忙しいから食べる気がしない・・・』、『時間がない』、『だるいから・・・』からといって朝ご飯を抜いていませんか?
実は、1日消費カロリーは朝食で決まるとも言われているほど、朝食は重要なんですよ!
朝食をたべないデメリット!
・代謝があがらず基礎代謝が低下するだけでなく、エネルギー不足に
・脳のエネルギーの源の“糖”が不足し集中力が低下
・身体抑制されるのでパフォーマンスの低下
なんと!朝食欠食の影響は、
基礎代謝が50〜60%
活動代謝が30〜40%
と、「朝食習慣」はカラダの疲れを解消するだけでなく、基礎代謝を高くキープする効果があり、1日の消費カロリーを上げることもできるのです。
逆に、朝食をとらない方が、血液循環も悪く、体温が上がらず元気にならないと言えます。
それと、実は、食事摂取による熱産生は10%とも言われ、朝食をしっかりと多くとっても、一番効率よく消費されるので、健康的なダイエットにも良かったりするんです!
朝食習慣の3つのポイント
1.糖質を取り入れる
脳や身体のエネルギー源。特に脳は糖質のみを栄養としているので代謝を上げるには必須!
2.タンパク質を取り入れる
体温を上げて代謝を活性化!
3.朝食は起床後1時間以内に
早いタイミングで体内時計を整えることで、早い段階から基礎代謝や調子を整える!、体のスイッチオン
因みに、朝食にいいものは(個人の意見ですよ!)
おにぎり(シャケやツナ)
肉まん(ちょっと、エ!って思いますよね)
サンドイッチ(たまごやツナ)
お味噌汁や野菜スープ(具たくさんがいいかな〜)
ヨーグルトやチーズ
たまごかけご飯や納豆ごはん(日本の朝食!サラサラっと!)
固形物はちょっと・・・という場合は!100%ジュース、フルーツゼリー、スムージーでもいいですよ。
自律神経を労わろう
日ごろの行動にちょっとした心構えをプラスするだけでできるコツをご紹介します。
ちょっとしたことですが、毎日続けることが大事です。
毎日の習慣にできるといいですね。
- 10分~30分かけてゆっくりぬるめのお風呂に浸かる
- 1日15分程度、速足でのウォーキングをする
- 寝る前に横になってゆっくり腹式呼吸(鼻から吸い、口から吐く)を10回する
いかがでしたか?油断すると実は危険な「秋バテ」、夏が過ぎても油断はできませんね。
秋は食べ物が美味しく、紅葉が美しい季節でもあります。
秋バテで楽しめないのはもったいない!
秋バテを克服して、日本の秋を楽しく過ごしましょう。
