【医師コラム】新しい若返り治療!ウルトラメソリフト〜”フレンチショット スキンリニュー”~
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
11月の中旬になり、今年も残り僅かになってきましたね。
この時期は、お肌のコンディションがとても気になる時期です。
今回は、最近街中でよく看板を見かけるようになった美容皮膚科について、最新の若返り治療についてお話していきたいと思います。
【美容皮膚科とは】
美容皮膚科とは、皮膚のトラブル・病気を治療する目的のみの診察だけではなく、しわやたるみの改善などお肌を美しくすることを目的とした皮膚科の診察分野であり、皮膚科・形成外科のオーバーラップ領域で治療を行うクリニックです。
現代では、美容に関する意識が非常に高まっていて、スキンケアやサプリメント、ライフスタイルなど様々な分野で美容についての提唱がなされています。
美容皮膚科は、「きれいになりたい。」という方の想いを医学的根拠に基づき確実性の有る治療で気軽にどなたでも美容に向き合える場所なのです。
多くの美容情報があふれる時代において、本当に効果があるもの・きちんとした根拠のある治療を現代のニーズに合った美容皮膚科で元々持っている本来の美しさに改善する治療を行えます。
【若返り最新治療】
フレンチショットスキンリニュー(Frenchshot SkinreNew)はフランスの航空産業技術に基づき開発されたイントラダーマルインジェクターU225を用いて、サイトカインAAPE®︎(ヒト脂肪幹細胞由来培養上清液)と肌の毛穴、引き締めに効果のあるDMAE、保湿の要となるヒアルロン酸を配合した液をお肌にまんべんなく注入する新しい若返り治療法です。
これまでの水光注射やナパージュ法などに比べて侵襲が少なく、とても浅い層で、均一に安定して注入できる技術になり、麻酔クリームのなどの前処置も不要で、施術中の痛みもほとんどなく、ダウンタイムも1日程度と肌に負担の少ない治療でありながら、肌をふっくら、すっきりと美肌効果(キメが細かく、潤いのある肌)とリフティング効果(口元のたるみ、法令線が目立たなくなる)を同時に体感できる画期的な方法なのです。
1990年代から炭酸ガスレーザーによりスキンリサーフェシング(皮膚を薄く削る方法)という皮膚を入れ替える方法が行われてきました。ダウンタイムが2週間以上と長く、特に日本人では施術後に炎症性色素沈着が起こりやすいという問題があり、あまり普及しませんでした。その後フラクショナルレーザーが主流となり、現在もニキビ跡や毛穴なの治療に応用されていますが、レーザーによる熱が入るため、治癒までに1週間程度を要します。
フレンチショットスキンリニューはダウンタイムがほとんどなく、麻酔クリームなどの前処置もなく痛みのない治療として注目されています。フルフェイスに1万回メソ注入を可能としたU225というメソガンでAAPE、DMAE、ヒアルロン酸を注入することで細かい創傷治癒(マイクロウンドヒーリング)を促し、皮膚入れ替え効果が期待できるのです。
フレンチショットスキンリニューは中顔面から下顔面にかけて特に目の下の影やゴルゴライン、法令線もゆっくり改善させます。中顔面の効果は美容外科で行う脂肪注入やヒアルロン酸注入の効果に匹敵するほどです。
また、手術は1回で効果がありますが、低侵襲であるこの方法は1ヶ月に1回のペースで、3〜5回治療を重ねていくことで効果がどんどん高まっていきます。回数を重ねることで、シミやくすみが改善し、美白効果が得られます。
AAPEはサイトカイン製剤のひとつで、美肌効果、若返り治療に対しての効果と安全性は2008年以降、アメリカ皮膚科医テキストにも掲載されています。同時にDMAEを用いることで、治療後早期からたるみの改善を実感でき、1〜2週間後には美肌効果を実感できるのです。
誰もがお肌が若々しく、美しくなるだけで、自信がつきます!
美容、美容皮膚科に興味はあるけれど、一歩踏み出せずに躊躇している方や諦めかけている方も安全で効果的な治療効果を実現できる美容皮膚科を訪れてみてはいかがでしょうか。